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車の消耗品について(定期交換部品  

整備費用を左右する交換部品のお話です



交換部品について 部品交換の判断基準として、目視や分解整備点検により部品状態を確認可能な消耗部品と

走行距離数や使用時間などの判断で、定期的に交換する(オイルや冷却水)
定期交換部品などがあります。

定期交換部品の交換時期は、お車のメ−カ−推奨時期、車種、使用条件等により交換時期も様々です。

このページでは、自動車に使用されている、重要部品を例に、ご紹介します。


足回り編

ご 説 明



ステアリング ラックブ−ツ

(消耗部品)


 ハンドルを回すとステアリングギヤポックスと呼ばれている
 ギヤBOXが動きタイヤを動かし、タイヤのかじ取りをします
 ラックブ−ツはステアリングギヤボックスのギヤの部分を
 保護するゴムで出来た部品で、外部からのゴミや水などが
 ギヤポックの内部に侵入いるのを防止いる
 ジャバラ状の、ゴムカバーの部品です
 ハンドルを切ると動くカバ−部品ですので、お車を5年以上
 使用しますと経年変化によりカバ−ゴムが劣化し
 やぶけてしまいます。
 やぶけたままお車を使用すると、異物がギヤポックス内に
 入り込み オイルシールなどが損傷し、オイル漏れなどの
 原因となります。


タイヤ
(消耗部品)







タイヤ空気圧



 車の大事に靴みたいな物です タイヤの種類も様々で

 走行する走行条件に合わせて装着させます。

 一般的に乗用車では、ラジアルタイヤが主に使われています

 タイヤの種類にもよりますが、一般的には3万〜4万キロで

 交換の時期となります、FF車の場合は前輪の負担が

 かなり多いので、後輪と比べると磨耗が進みます。

 ある一定の走行距離を走行しましたら、

 タイヤロ−シ−ション をするとタイヤの寿命が延びます。

 又、不意なパンクのトラブルの場合は、

 必ず専門のタイヤ工場もしくは、整備工場で

 資格を習得している整備士に修理依頼するようようにして

 下さい。 パンクの修理の処置が悪いと、タイヤがバ−スト

 するなどの危険性もありますので注意が必要です。


ディスクパッド

(消耗部品)



左側 新品 約10mm


  ディスクパッドの使用限度は、2mmです。
  新品のディスクパッドの残量は、約10mm残量があります。
   新品のお取り付けから使用限度まで、概ね4万キロぐらい
  走行しますとパッドが使用限度近くまで磨耗しパッドの
   交換時期となります。

 ディスクパッドの磨耗具合は走行条件により異なります。

 又パッドは、前後のブレーキでも磨耗の進み方が異なります
 それは、ブレーキ制動の前後車輪の制動配分や
 パッドの面積により、前後のパッドに差が出てきます。

 また、ディスクパッドが焼けてたりしますと、
 ブレ−キ鳴きの原因となり
 交換が必要となる場合もあります。

 ディスクパッドは、使用限度近くなりますと異音が
 でるようになっているタイプもあります、(センサ−付き)

 パッドが完全に磨耗してしまうと、制動力が低下する
 ばかりか、ディスクロ−タまで、傷めてしまうケ−スも
 ありますので注意が必要です。

 ディスクパッドは定期点検の際 必ずチェックする
 点検項目にも指定されていますので定期点検は、
 必ず受け、ブレーキトラブルを未然に防ぎましょう

ブレ−キライニング

(消耗部品)


  ドラムブレ−キに使われているライニングの事を指します
  ブレ−キシュ−とも呼ばれています。 新品で約4mm
 ぐらいの ライニングの残量があり、使用限度は1mmです
  ドラムブレ−キのライニングは前後で、磨耗の仕方が
 違いますので 前後セットで交換するというより、前側
 (リィデングシュ−)のみ 磨耗している側のライニングを
 交換したりします。

  ライニングは、交換時期まで約4万キロぐらいですが、
  お車の仕様や走行条件によって違います。
  最近では ドラムブレ−キもサイドブレ−キとしての利用が
  多くなって きました
  ドラムインディスクと呼ばれている機構です
  ライニングの残量が、無くなってしまうとブレ−キから
 異音が発生し ドラムが損傷し、制動力り低下を
 招きますので大変危険です。

カップ&シ−ル

(定期交換部品)


  カップとは、ドラムブレ−キのホィ−ルシリンダ−と
 呼ばれている シリ ンダの中に使われているゴムの事です。 
  ブレ−キペタルからの油圧を直接受ける重要な部分です 
  油圧を受けるとブレ−キライニングを押し広げよう
 作用します。 磨耗する部品で、磨耗するとブレ−キオイル
 が 漏れてしまったりします。漏れた場合オイルが
  ライニング に付着し制動不良やライニングも交換となる
  ケ−スもあります。


  シ−ルとは、ディスクブレ−キのピストンの外周に
 リング状に装着されている 部品です、磨耗すると
 オイル漏れが発生し硬化してしまうと、 ブレ−キの 引きず
 りやディスクパッドの早期磨耗の原因となる場合があります。
  車検時に、部品の状況を見て定期交換したりします。
  フル−ドが漏れるとブレ−キ警告灯が点灯し、
 ブレ−キが効かなく なってしまいます 
 
 重大な事故につながるケ−スがあります。

ブレ−キ オイル

(定期交換部品)




ブレ−キ液を蓄えているリザ−バ−タンク


  ブレーキオイル(フルード)はブレ−キを作動させる
 作動油です 植物性の油で、定期的な交換が必要です。
  特徴として水分が吸収しやすく、水分量が多くなると
 高速走行や 長い下り坂でブレーキを多用してしまうと、
 ブレーキオイルが 沸騰し、ペ−パ-ロック
 (油圧経路に気泡)が発生し制動力が低下し、 制動不能に
 なることがあります。(教習所で習いましたねっ)

  又、長期間交換しませんとブレーキキャリパ-やシリンダー
 の 内部などが腐食して、オイル漏れや固着などが発生し
  ブレーキの制動力が低下する原因となる場合があります。

  平成7年7月から施行された車両法によって、
  今まで車検の度に交換していたブレーキオイルも
  現在ユーザの選択で交換をしないケースが増えてきました。
  乗用車では車検の時に交換しないと、次回の車検時に
 交換した としても5年間交換しないことになります。

  車検時にフル−ドの交換を、安全のためにも、
  当社ではお奨めいたします。
  ブレーキオイルの交換は整備士がブレ−キ配管等に、
 エアーが 入らないようにして、フル−ドの交換作業をします。
 最近のブレーキ装置はABS等の複雑な装置も
 標準装備に なっている 車もありますので、その様な装置
 が不具合を起こすと、 かなり危険なばかりか、修理金額も
 高額になりますので、 定期的な点検が欠かせません。
 
  新しいブレ−キオイルは、水のように透きとおっていますが、
  ゴム部品のカップやシ−ルの磨耗やシリンダ−の
 内部磨耗により、 ブレ−キオイルが、少しずつ汚れてきま
 す、 よくスタンド店などで、ブレ−キオイルが汚れています
 ので 交換している作業風景を見ますが、作業を見てますと
  リザ−ブタンクのオイルだけの交換で済ませているケ−ス
 も 多く見掛けますので、これでしたら配管のオイルは
 交換している 訳ではないので、あまり
 リザ−ブタンクだけの、 ブレ−キオイル交換は、
 あまり意味が無いと思います。


ブレ−キ ホ−ス

(定期交換部品)



  ブレ−キを作動させる、特殊な油圧のホ−スです。
  自動車メ−カ−では5年以上で交換を薦めています
  ホ−スにヒビ割れなどがあると、ホ−スが破裂する
 恐れもあり 又 タイヤチェ−ンなどにより損傷したりする
 場合もあります。

  特に車検時には最重要チェックポイントです。
  最低10年以内には、ホ−スの状況を見て交換する
 部品です。


ブレ−キは、定期的なメンテナンスが必要です(国の法律でも点検が定められています)

 ブレ−キバッドやライニングは使用限度を超えても、制動力は出ますが、
数キロでライニングやパッドが無くなり、ブレ−キのトラブルとなる事が予想されます
ブレ−キですので、トラブルは絶対に許されません もしブレ−キの異音や効きが悪い場合には
お早めに、国の認可を受けた整備工場で点検を受けて下さい。

定期点検整備などでは、ブレ−キの状況も確認し次回の点検までブレ−キが大丈夫かどうか
点検項目に入っております。

エンジン編

ご説明

スパ−クプラグ

(消耗部品)


  通常のスパ−クプラグの場合は、
  約1〜2万キロで交換時期となります
  プラグは使用してますと電極部分が磨耗し、火花が飛びに
 くくなり 漏電しやすくなり、始動性や加速などの走行に
  影響を与える場合がございます。
  最近では、白金プラグと呼ばれているプラグが使用されて
 いるお車が増えてきました。

  このプラグを使っているお車の場合は約10万キロで
 交換時期と なりますが、プラグの使用状況によりましては、
 10万キロに満たない場合でも交換する場合があります。
 
  点火装置フルトラなどの採用により、点火電圧も高電圧と
 なり プラグもかなり以前の車と比べると過酷に条件となって
 います。 スパ−クプラグは、カ−用品売場でも売られる
 ようになりましたが、 メ−カ−が指定しているプラグ以外は
 絶対に使用しないように して下さい。

  プラグの熱価などを間違えると、最悪の場合ピストンが、
  溶けてしまう最悪の不具合のケ−スになる場合があります。
  又、外車などで使用されているプラグは、
  プラグのギャップが新品でも、いい加減に調整して
 あるので、 調整が必要な場合もあります。


ファンベルト



パワステベルト

エアコンベルト





写真はファンベルト

上側 新品のVベルト
下側 亀裂の入ったVベルト

  ファンベルトは 名前のごとくラジエ−タ−を冷やす
 ファンを駆動するベルトで 同時に発電機(オルタネ−タ−)
 を駆動するベルトです。 ベルトの種類も2種類あり、
 Vベルトとリブベルトがあります。

  一年ぐらい使用してますと、ゴムのベルトが硬化し
  ベルト鳴きや亀裂の原因になります。切れると走行不能な
  状況となります。
  Vベルトは2万キロ〜リブベルトは3万キロ〜で交換する事
 をお薦め致しますがメ−カ−が採用しているベルト
 駆動方式や 機構によっては10万キロぐらい長持ちする
 タイプのもあります。

  パワステベルトはパワ−ステアリングの 油圧ポンプを
 駆動するベルトです。
  ベルトの種類はファンベルト同様、リフ゛ベルトとVベルトが
 あります。

  エアコンベルトは、エアコンのコンプレッサ−を駆動する
 ベルトで このベルトもVベルトと、リブベルトがあります。

  通常ベルトは、3点まとめて交換するのが基本です
  いずれのベルトも車の走行にとっては欠かせない
 ベルトですので、 定期点検などの時は必ずチェックする
 所です。
  最近では全てのベルトを一本化し 幅の太いリブベルトで
  駆動するタイプを採用している車種も増えてきました。

 

タイミング ベルト

(定期交換部品)






  エンジン内部の機構をタイミングよく駆動している
 ベルトです。 交換時期は距離数で約7万〜10万キロの
 目安で交換します。 又,7年以上お使いのお車では、
 調整や交換が必要となる場合もあります。切損すると
 エンジンが始動不能な状態となります。
  又、エンジンの機構によっては、バルブとピストンを損傷し
  エンジンO/Hとなるケ−スも多々あります。

  タイミングベルトも、ゴム部品ですので時間と共に
 経年劣化が 進みます、べルトが傷んでいなくても、
 メ−カ−で定められている 交換時期に必ず交換する事を
 おすすめします。
  最近はベルトの切損トラブルを防止するために
 チェ−ン駆動する 車種もあります。





← タイミングベルトが切損した三菱のDOHCエンジン
   ベルトの切損によりバルブに大きなダメージが発生
      こうなるとシリンダーヘッドのオーバーホール若しくは
   リビルトエンジンへの交換が必要となります。  
 

エンジン オイル

(定期交換部品)



 エンジンオイルには 大まかに五つの作用があります。

 @密封作用 A減摩作用 B冷却作用 C洗浄作用 
 D潤滑作用

 古くなってきますと、この作用が低下していきます。
 メ−カ−では5千キロ〜一万キロ又は半年での交換、高性能
 エンジンは3000キロにて交換をお薦め致します。
 時期(時間)で交換するのは、オイルが酸化するためです。
 タ−ボ車やラッシュアジャスタ−付き(自動バルブ間隙調整
 装置) のお車をお乗りの方は、3千キロで必ず交換する
 ようにして下さい。 エンジンオイルはメ−カ−で定められた
 基準の性能のオイルを、お使い下さい。
 

オイルフィルタ−

(定期交換部品)



  エンジンオイルには洗浄作用があります
  オイルフィルタ−により、オイル中に含まれている
  スラッジ(鉄粉)やカ−ボンなどをろ過する働きをしています
  エンジンオイル交換2回に一回は同時に交換してください
  目詰まりすると、エンジンに悪影響を与えます。
  なるぺく純正品とお取替え下さい。社外品はオイル漏れする
  場合がよくあります。
 

エア−クリ−ナ−エレメント

(定期交換部品)


  名前のごとくエンジンに、取り込まれる空気のフィルタ−です
  目詰まりが発生すると、加速不良や燃費が悪化いたします。
  走行環境により交換時期も様々ですが、2万〜4万キロ
 以内で 清掃もしくは交換をお薦めしております。(^-^)/
  種類は現在二種類あり乾式タイプと湿式タイプの物が
 あります。
 

ラジエ−タ−キャップ

(定期交換部品)


 
 ラジエ−タ−内の圧力を調節している部品です、
 通常は0.9k ぐらい
 冷却系統の圧力を高め、沸点を高めています
 この作用によりオ−バ−ヒ−トを防止しています。
 又サブ−タンクからの冷却水の供給弁の役割もあります。
 不具合を発生しますと、オ−バ−ヒ−トや冷却水漏れの
 原因に
 つながります。交換時期は車種によってまちまちですが
 約5年程度で交換時期になりますが、不具合を発生して
 からでは 遅いですので、キャップテスタ−などでキャップの
 機能を チェックし性能を著しく低下している物は、
 予防整備で交換します。


バッテリ−

(定期交換部品)



 バッテリ−メ−カ−で推薦している交換時期は2年です
 最近では4年以上長持ちするバッテリ−もありますが
 不意なバッテリ−上がりを防止するためにもテスタ−でバッテリ−の
 状態を調べてから交換するか、3年もしくは5年で交換を
 おすすめしております。
 激安店でのバッテリ−購入はご注意下さい
 液入りバッテリ−ですので、バッテリ−は液を入れてから
 極板の劣化がはじまります 製造年月日のチェックや
 バッテリ−のグレ−ドのチェックも忘れずに
 整備工場で販売しているバッテリ−は保証付きです (^_^)
 


マフラ−

(消耗品)


 排気ガスの成分の影響で。一般的には内部から
 腐食が進んで きます、腐食が進むと排気の音が
 大きくなったりします。 また塩害や凍結防止剤などの
 影響により、マフラ−の外部から 腐食するケ−スも多い
 です。 又ちょこちょこ走りが多い方にも マフラ−の腐食が
 進む傾向があります。

 これは冷たいビ−ルを冷蔵庫から取り出すと、ビンの外に水
 滴が 付着するのと似ています。

 マフラ−が完全に温まってきますとその水滴が蒸発するの
 ですが
 温まっていない状態ですと、その水滴が錆びの原因となり
 マフラ−を腐食させる原因となります。
 又 触媒の排ガス浄化作用により、水も生成されますので
 できればエンジンは30分以上始動させておくといいよう
 です。 いわゆるマフラ−の空焚きのような状態にします。
 マフラ−に穴が開くと高温の排気ガスが噴出し、最悪の場合
 車両火災や、一酸化炭素中毒となる、
 事故も報告されています。
 
 

LLC ロングライフ ク−ラント

(定期交換部品)



 エンジンの冷却水に使う不凍液です、凍結防止、防錆、
 オ−バ−ヒ−ト防止の作用があります、交換時期は3年ごとの
 交換をおすすめしておりますが、車種により交換時期も
 まちまちで劣化が早い車種もありますので、チェックが必要です
 古くなってきますと、冷却系統のトラブルにつながります。
 ウォ−タ−ポンプの腐食、ラジエ−タ−や各部配管が腐食し
 冷却水が漏れだし、オ−バ−ヒ−トする場合があります。
 また凍結するとエンジンを破損する場合があります
 この場合エンジン交換ともなり得ません。適切な濃度調整が
 必要です。
 

 






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